介護相談でよくいただくご質問(福祉用具レンタル・販売)

〒807-0873 福岡県北九州市八幡西区藤原4丁目5-20

介護相談でよくいただくご質問(福祉用具レンタル・販売)

 Q1:介護保険対応の福祉用具にはどんなものがありますか?
 A1:主に利用される福祉用具としては、起き上がりなどをサポートする介護用ベッド・室内や外出の移動をサポートする車イス・トイレまでの移動が困難な方用のポータブルトイレ・シャワー浴をする際に便利なシャワーチェアー等があります。また福祉用具にはレンタル商品と購入商品がありますが、見分け方としては直接肌に触れて使用するものか否かという事です。



 Q2:車イス又は介護ベッドを借りたいのですが。
 A2:原則として車椅子は要介護認定が要介護1以上の人、介護用ベッドは要介護認定が要介護2以上の人が対象となります。その中で利用者、担当のケアマネージャー、福祉用具事業所の話し合いの下で必要と認められた場合レンタルが可能となります。
 ただし、介護保険でのレンタルが認められない方でも全額自己負担であればレンタルすることができます。その場合はどうしても費用的な負担が大きくなります。長期的な生活状況を踏まえると購入する方が良い場合もありますので、福祉用具事業所と検討するのが良いでしょう。



 Q3:介護用ベッドを借りるとき今あるベッドを処分したいのですがどうすればよいですか?
 A3:一般的には介護用ベッドを貸し出す福祉用具事業所が処分の手配(別途料金が必要となる場合もあります。)をしてくれます。ただし、ここで注意すべき点は、今後ずっと介護用ベッドを介護保険のサービスの中でレンタルできる状況にある方なのかということです。
 利用者の中には、幸いにも身体機能が回復して介護用ベッドがレンタルできなくなる要介護認定(要支援1、要支援2、要介護1)となる可能性もあります。実際に個人のベッドを処分した後に要介護認定が軽くなった為に介護用ベッドが借りられなくなり、再度一般のベッド等を購入した方も結構いらっしゃるようです。
 ですので、そういった点を踏まえてレンタルを依頼する福祉用具事業所に相談し、自宅で保管しておく方がよいのか確認しておくと良いでしょう。



 Q4:介護保険で杖がほしいのですが。
 A4:まわりでよく見かける1本杖は介護保険サービス対象外となり、一般購入となります。介護保険の対象となる商品は歩行補助杖といって不自由になった身体の安定性を保つ為に地面脚が4つ前後に分かれているものや松葉杖等となります。



 Q5:他人が使用したものはなるべく使いたくないのですが。
 A5:介護保険で適応となる福祉用具は主にレンタル商品が主流になります。消毒をして再利用されますので、安心してご利用下さい。



 Q6:借りた福祉用具の使い勝手が悪かった場合は取替えができますか?
 A6:ご利用者の身体状況の変化によって、レンタル商品が合わなくなることもあります。そのようなときにも調整・交換は可能ですのでご安心下さい。



 Q7:入院したら借りている介護ベッドや車いすは、いったん返すのですか?
 A7:入院中は介護保険のサービスが利用できなくなります。ですので、通常でいえばレンタル料は全額利用者負担となります。福祉用具事業者によって対応は若干異なりますが、退院の見通しが立っている入院などでは、そのまま借りておくことができる場合もあります。
 まずは事前にケアマネージャーと、福祉用具事業者に相談してみるとよいです。



 Q8:ホームセンターやインターネット通販などで買った福祉用具も介護保険の適用となるのですか?
 A8:介護保険適用の福祉用具を取り扱う為には、その事業所が都道府県からの指定を受けている必要があります。指定を受けた事業所は販売後のメンテナンスやアフターフォローの役割も担っていますが、ホームセンターやインターネットで販売する事業所の多くは、指定を受けていない事業所となります。
 お店に「介護保険は適用されるのですか?」と確認してみる。もしくは介護事業者情報のワムネットにて福祉用具事業所を探してみる方法が間違えがなく便利です。

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