≫ 自分で歩く動作を補助してくれる杖
北九州市は九州と本州をつなぐ玄関口としてウォーキングに適したコースも多いです。特にご高齢者の方は健康維持を目的として日常的に歩いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「歩く」動作は健康の元
北九州市はウォーキングが盛んな街で、小倉北区・小倉南区・八幡西区には森林浴が楽しめるウォーキングコースもあります。日常的な動作に必要な筋肉トレーニングともなるので、ご高齢者の中にも歩く習慣が身についている方は多いです。 例えば、デイサービスは比較的介護度が低いご高齢者にご利用いただいています。通常は送迎サービスが包括されている場合がほとんどですが、利用者の希望と通所時の安全性や費用の問題が許せば歩きたいという希望を叶えてくれる施設もあります。
杖の選び方
介護補助用の杖にも様々なものがあります。
・ステッキ(1本杖)
最も一般的な杖です。1点で歩行を安定させるもので、杖の先にゴムがついていて杖の方向に対応して曲がるものもあります。ロフストランドクラッチ(前腕部支持型杖)…前腕部にカフという腕を通す輪がついています。1点杖ですがステッキよりも安定性が高いです。
・4点杖(多点杖)
杖の先が平面になっていてその下に脚が4つついているので安定性が高いです。3点タイプもあります。介護保険適用でレンタル可能です。
・松葉杖
松葉のような形をしていて支柱上部に脇あてがあり、支柱中心に握りがある杖です。安定性が高く、片方の足に全く体重がかけられない方におすすめです。介護保険適用可能です。
自分に合った杖を選ぶ
外出とまではいかなくても、ご自宅内やデイサービスなど施設内を自分で歩きたいというご高齢者も少なくありません。そういった方の介護補助として杖は身近な器具の1つです。しかし、歩行を安定させるためのグリップの高さ・持った時に手に馴染むかどうかなど、種類は同じでも杖によって特徴の違いがあります。