≫ 講師・地域活動
■ 沢見市民センターにて講師活動を実施(平成28年3月19日)
戸畑区の沢見まちづくり協議会からの依頼を受け、沢見市民センターにて『老人ホームに入らなくて済むための生き方』のお話しをさせていただきました。講演前に「同じ時間帯にセンター内で別のイベントがあるので、思ったより人数が集まらないかもしれません!」と言われていたので、心配してはいましたが、今回も約60名の方にお集まりいただき、ホッとしました(*^^*)
講演途中で参加者に「今回、講演テーマに関心を持たれて参加された方?」と質問してみましたが、いつもより多くの方が手を挙げて下さいました。また講演が終わった後に主催者の方にも言われましたが、今回は初めてまちづくり協議会の講演に参加された方もたくさんおられたそうです。
自分では毎回同じような内容となるので「これで大丈夫なのかな。。。」と不安にもなります。しかし、在宅生活を続けたい方にとっては本当に必要とされる講演テーマだと思いますので、これからも内容を改善しながら講演活動を続けていきたいと思います。
■ 穴生市民センターにて講師活動を実施(平成28年3月18日)
八幡西区の穴生市民センターにて『老人ホームに入らなくて済むための生き方』のお話しをさせていただきました。約30名の方にお越しいただきましたが、参加者の中には現役でお仕事をされている方も何人かおられ、いつもと違った緊張感がありました。今回はいつも講演の中で簡単にお話ししている尊厳死について「尊厳のある最期を遂げる為、どのような準備が必要か?別に尊厳死協会に入らなくても、自分で遺言状を書いておけばよいのでしょ??」という質問をいただきました。
※ 一般財団法人 日本尊厳死協会とは↓↓
http://www.songenshi-kyokai.com/
まだまだ尊厳死について勉強中の身でしたので、即答することはできませんでしたが、今後同じ質問を受けた時にしっかりとお答えできるよう、自宅に戻っていろいろと調べてみました。結果、遺言状はお亡くなりになった後に効力が発生するので『ただ単に死期を引き延ばすためだけの延命措置をしない』という希望に対して遺言状は、何ら効力を持たないということでした。
私自身、尊厳死協会には昨年入会しましたが、今回のような質問を受けたおかげで自分がきちんと理解していないことに気が付きました。参加者の質問にしっかりと答えられない事に対し、講師として、とても恥ずかしい気持ちになりますが、そこで感じた悔しさをバネに、これからも頑張っていければと思います。
■ 大谷市民センターにて講師活動を実施(平成28年3月5日)
今回で第3回目になりますが、戸畑区東大谷にある大谷市民センターにて、再度『老人ホームに入らなくて済むための生き方』のお話しをさせていただきました。大谷市民センターの講演などに通われる人数も大変多いとのことで、住所によって2つに分けているそうです。ですので、昨年とは違う方が参加されましたが、それでも90名近くの方にお越しいただきました。これも市民センターの皆様が地域にお住いの方々の為に、熱心に活動されているからなのだなと深く感じました。
講演後、市民センター駐車場にて90代の女性から声をかけていただき「私も住み慣れた自宅で生活が続けられるよう頑張って市民センターに通い続けます!」と元気に話されました。高低差もあり、移動も大変な地域ではありますが、最終的にはご本人の強い意志が在宅生活を続けていく上で重要なポイントになってくると私は考えています。
私もその女性の明るい表情を見て、とてもすがすがしい気持ちになりました。講演活動を通して、前向きに毎日を過ごされている方とのご縁も増え、私自身の仕事のやりがいにもつながっております(^^)
■ 永犬丸西市民センターにて講師活動を実施(平成28年2月13日)
今回は八幡西区の永犬丸西市民センターにて、地域住民の方向けに『老人ホームに入らなくて済むための生き方』のお話しをさせていただきました。約50名ほどの方にお越しいただきましたが、皆様、熱心に耳を傾けていただき、やりがいを感じながら講演を行うことができました。講演終了後にも「老人ホームの入所では待機者も多く、なかなか入れないと聞きますが、実際はどうなのですか?」、また「夫婦で健康なうちに介護施設に入所しようと考えていますが、妻が嫌がっています。どうすればいいものですかね・・・。」など、たくさんのご質問をいただき、時間切れとなりましたが、いろいろな情報に耳を傾け、実際に動かれている方もたくさんいらっしゃるのだなと感じました。
老人ホームには、健康なうちから入れるところと介護が必要になってからしか入れないところがございますが、なかなか一般の方には伝わっていません。これは私自身がこの業界で長く仕事をしているからこそわかったことです。今後もいろいろな経験から私が学んだことを一般の方にもシェアしていけるよう頑張っていきたいです。
■ 公益財団法人 九州ヒューマンメディア創造センターにて講師活動を実施(平成28年1月29日)
北九州市八幡東区にある公益財団法人 九州ヒューマンメディア創造センター様より介護離職の防止に関する講演依頼を受け、『今後ますます増える介護問題・・・。企業として求められる支援とは?』及び『老人ホームに入らなくて済むための生き方』の2つのテーマでお話しをさせていただきました。※ 公益財団法人 九州ヒューマンメディア創造センター様のホームページはこちら↓↓
http://www.human-media.or.jp/index.php
前半の企業向けかつ介護離職に関する講演は初めてでしたので、まずは講演資料を新たに作成することに。これまで親の介護などで悩まれている方のサポートはたくさんしてきましたが、介護者がお勤めの企業と関わる機会は、ほとんどありませんでした。そこで、介護離職に関連する書籍を複数購入し、自分の経験と照らし合わせながら講演内容を検討していきました。
介護離職者が年間10万人超という事態を打開しようと、政府も社員の仕事と介護の両立支援に取り組む企業を対象に新たな助成金を創設するなど、これから少しずつ働く環境も変わってきますが、その中で私ができることは『介護が必要になることを未然に防ぐ』ことと『介護が必要になった時でも慌てず対処できる情報の提供』だと考えました。
介護を未然に防ぐ為には、講演後半の『老人ホームに入らなくて済むための生き方』が重要ですし、介護が必要になった場合は、いかにしてスムーズに介護サービスの利用に導けるかというのが重要になります。ただ、介護の問題は実際に発生してから家族が動き出す場合も多く、どんなに企業が介護離職の防止に力を入れていても、従業員の方が関心を持っていないという場合も少なくありません。
介護離職に関する講演につきましては、まだまだ内容の見直しが必要だと感じましたが、今後もこういった機会は増えてくるかと思いますので、これからもしっかり学んでいきたいです。
■ 北九州市内の老人ホームにて講師活動を実施(平成27年11月26日、12月7日)
シニア向け生活情報誌「さくら」編集部主催の高齢者向け有料老人ホームを巡る『さくら無料体験見学バスツアー』が11月26日と12月7日の2回に分けて開催されました。※ シニア向け生活情報誌「さくら」とは↓↓
http://www.sakura-kitaq.com/
今回は見学バスツアー内のお役立ちセミナーの講師として参加。対象者は「今は元気だけど、将来困った時の為に見学しておこう!」という方々でしたので、テーマは「アクティブシニアのための住まいの選び方」とさせていただきました。在宅生活が困難になってから老人ホームを探すのと、今は元気だけど、将来介護が必要になった時に困らない為の住まいを探すのとでは、選ぶ施設は全く異なります。
手厚い介護サービスが期待できる老人ホームは元気な時には入れませんし、元気な方でも入れる老人ホームは介護サービスが充足していない場合もありますが、その変わり自由な生活が送れます。また住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など同じタイプの施設でも、入居者の心身の状況や生活スタイルは様々です。
見学先の住宅型有料老人ホーム「ゆうゆう壱番館」さんやサービス付き高齢者向け住宅「メディファムラウンジ」さんは60歳以上であれば、介護認定を受けていないお元気な方でも入居することができるタイプの施設です。もちろん入居者の中には介護認定を受けられている方もいらっしゃいますが、お体は不自由になっていたとしても気持ちはイキイキと毎日元気に過ごされている方ばかりです。
※ ゆうゆう壱番館さんのホームページはこちら↓↓
http://yuyu-ichibankan.com/
メディファムラウンジさんのホームページはこちら↓↓
http://www.medifam.jp/
老人ホームと言えば、介護が必要になった方だけが入居しているというイメージが強いのですが、上記2施設のようにお元気な方でも入居できる施設は存在します。このような施設は北九州市内でも数少ない為、まだまだ知らない方も多いのですが、最小限の介護サービスで在宅生活を長く続けるために必要な生活環境であると私は考えております。
この『さくら無料体験見学バスツアー』は、今後も開催されるとのことです。いざ1人で見学に行くというのは気が引けることなのですが、1日10名前後で参加できるというのが安心と参加者にも喜ばれているようです。
転ばぬ先の杖!
次回の開催情報などは、シニア向け生活情報誌「さくら」でご覧になれます。情報誌をお求めの際は下記ページ内の設置場所などで無料配布されています。ぜひぜひ皆様も参加されてください!!
※ シニア向け生活情報誌「さくら」設置場所はこちら↓↓
http://www.sakura-kitaq.com/#!get_involved/c8k2
ゆうゆう壱番館さんにて メディファムラウンジさんにて
■ 戸畑区役所 3F大会議室にて講師活動を実施(平成27年8月7日)
今年3月に戸畑区東大谷にある大谷市民センターにて行われた講演でのご縁がきっかけで、戸畑区老人クラブ連合会の会員さん向けに『老人ホームに入らなくて済むための生き方』をお話しさせていただきました。前回の反省点を活かし、時間配分やお話しする内容を少しずつ見直しました。今回は大きめの会場でしたので、ホワイトボーでは説明できないと判断。初めてパワーポイントで資料を作成しました。
参加者は初めの予想を上回り、80名以上の方に参加していただきました。今回はパソコンを使って効率的に行う為、時間には余裕があるかと考え、お話しする内容を増やして講演に臨みましたが、まだまだ経験が足りませんね。。。
用意した内容全てをお伝えしようと思っていましたが、内容を詰め込みすぎて『このままでは時間が足りない!!』という状況になり、結局、最後は駆け足で説明することとなりました(汗
与えられた時間できっちりとお伝えするのは、とても難しいことなのだなと感じました。どんなに役立ち知識や経験があったとしても、それを相手にきちんと伝える技術がなければ意味がありませんからね。
ただ、私がお話しするテーマに関して、これだけの方に興味を持っていただいたというのは本当に有難いことだと感じております。これからも内容を改善しながら講演活動を行うことで、北九州市は「元気な高齢者でいっぱい!」という街にしていければと思います。
■ 大谷市民センターにて協力員研修の講師活動を実施(平成27年3月12日)
昨年に引き続き、戸畑区東大谷にある大谷市民センターにて、平成26年度最後の協力員研修の講師を務めさせていただきました。今回のテーマは『老人ホームに入らなくて済むための生き方』です。これまで介護相談をたくさん受けてきた中で、やはり感じるのが、高齢者の皆様は基本的には住み慣れた在宅で最期まで過ごしたいという想いでした。
私への介護相談の9割以上は、介護が必要な高齢者ご本人からではなく、介護をしているご家族からです。本人は「老人ホームなんて入りたくない・・・。」とは思っているものの、先に在宅生活での限界を感じるのは家族の方です。
仕事上、介護サービスを提供し続けていると「介護サービスを利用すれば、家族の介護負担は減りますよ!」もしくは「どうしても在宅での支援に限界を感じれば、老人ホームの入所がベストですね・・・。」という支援が中心になります。実際、私の仕事は相談者である家族からは喜んでもらえるサービスなのですが、本人からは喜んでもらえないサービスとも言えます。誰だって、老人ホームには入りたくないのですから・・・。
ご本人とご家族の両方に喜んでもらえる支援はないのか?
これまでずっとその事について考えていましたが、ようやく答えを導くことができました。その答えは「どうすれば老人ホームの入所が遠ざかるのか!」伝えていくという役割です。
様々な介護相談に対応する中で感じたのは、老人ホームに入所することになる原因は、ほとんど同じだということでした。家族環境やご本人の心身の状況に多少の違いはありますが、その原因を知って事前に対処しておれば、老人ホームの入所を遠ざけることができるのです。
今後は介護が必要な方の支援に加え、介護が必要にならない為の生き方について地域の皆様に伝えていきたいと思います。
■ ケア・イノベーション・アタック2014にてイノベーターとして参加!(平成26年8月24日)
平成24年の介護保険制度改正において、国は地域包括ケアシステムの構築をテーマに掲げましたが、この内容に関しては、様々な機会に講演会及び研修会にてその趣旨についての理解を深めております。しかしながら、どのような地域社会を構築するのかという方向性や具体的策を示すことはありません。そこで、今後の地域の在り方について検討するべく「ケア・イノベーション・アタック」を開催する運びとなりました。
介護保険に頼らない地域社会を作る。今回「今後の地域の在り方を考える」というテーマで、各地区(福岡、北九州、筑後、筑豊)でご活躍されている方々にお越しいただきました。その地域ならではの問題点や具体策、また介護保険制度の在り方についてなど、様々な視点で討論会が行われました。
※ 「ケア・イノベーション・アタック」イベント詳細はこちら↓↓
https://www.facebook.com/events/1585804131646195/?fref=ts
≫医療、介護業界などの連携をいかにして深めていくか
≫介護業界の人材不足を今後どのようにして乗り切っていくか
≫介護事業所として国にも積極的に意見や要望を出していけるような組織をもっと構築するべきではないか
≫要支援認定者が介護保険のサービスを受けられなくなった場合のフォローをどうしていくのか
≫これからの住まいとして、入所・入居を検討している人たちが自分に合った住まいを選択することができるよう、今まで以上に正確でわかりやすい情報を発信していく必要があるのではないか
以上のような議論が活発に行われました。
各地域でこれまでの常識にとらわれない活動をされている方の集まりだけあって、自分にない発想ばかりでとても良い勉強になりました。今回の経験を今後の活動にしっかり活かしていきたいです!!
■ 大谷市民センターにて協力員研修の講師活動を実施(平成26年3月20日)
戸畑区東大谷にある大谷市民センターにて、平成25年度最後の協力員研修の講師を務めさせていただきました。大谷地区の民生委員や協力員の方以外にも、戸畑区役所から『いのちをつなぐネットワーク』の方、『戸畑区社会福祉協議会』の方など、計20名近くの方が参加しておられました。
そういった場ですので大変緊張しましたが、講義が始まると皆様の真剣な眼差しに、だんだんと自分も熱が入りました。
「地域でできる安否確認と民間サービスを活用した安否確認」という内容でお話しさせていただきましたが、参加されている方からも民生委員として困ったことや介護サービスを利用する上での疑問などいろいろと質問していただけました。
お一人暮らしの方の安否確認の為の緊急通報システムでは、次のようなことが問題となっております。
● 本当の緊急時には緊急用の押しボタンが押せない
● 体調が悪くても、遠慮して押しボタンを押さない
● 緊急時に駆けつけてくれる協力員探し
● 駆けつけても施錠した状態だと、扉を壊さないと中に入れない
● 安否確認に重要な役割を果たす、民生委員の負担が年々増加している
これからも北九州市では高齢者の単身世帯が増え続け、安否確認の必要性は高まってきます。民生委員の欠員問題(なり手不足)という問題も抱えておりますので、もっとたくさんの方のご協力が必要になってきますが、私もいろいろな活動を基に知恵を振り絞って、地域の方のお役に立っていければと思います。
■ 職業訓練校にて講師活動を実施(平成26年1月・2月)
これから介護職を目指す方を対象として、福岡県内の職業訓練校にて講師を務めさせていただきました。3日間に及ぶ講義でしたが、私がこれまでに受けた介護相談の事例をお話したり、どんな介護スタッフは求められているのか、また今後、介護業界がどのように変化していくのかなどについて、自分なりの考えをお話しました。
受講生の反応が良かった内容、悪かった内容は肌で感じる部分もありました。介護職を目指されている方たちがどのような事に関心を持ち、どのような不安を抱えているのかなどを知る機会になり、自分にとっても貴重な経験となっております。
この経験を活かしながら、一般の方向けにも「介護保険や保険外サービスの上手な利用法」や「介護事業所の選び方」などの勉強会が実施していければなと考えております。