≫ オムツの種類
大人用のオムツは種類が豊富で、選び方の基準が分からないとお悩みの方もいらっしゃることでしょう。オムツの種類と特徴をご紹介したいと思います。
パッドタイプ
パッドタイプは、下着やパンツタイプのオムツに貼り付けて使用するオムツです。サイズが小さいので楽に交換でき、費用が安くて経済的です。軽い尿失禁に対応したコンパクトサイズのものや、吸収量の多い夜用のものがあります。
パッドタイプは問題なく自力で歩行できる方に適したオムツです。「尿漏れは心配だけど外から目立つオムツは使いたくない」という場合は、パッドタイプをお使いください。
パンツタイプ
パンツタイプは、下着のような感覚で履けます。昔のパンツタイプは厚みがあり、ズボンの上からでもオムツを履いていることが分かってしまいましたが、最近は薄型化が進んだおかげで全く目立たない商品も販売されています。
もちろん、たくさんの量が吸収できる厚型タイプもあります。介助があれば立ち座りできる方や、介助があれば歩行可能な方におすすめです。
テープ式タイプ
テープ式タイプは、両サイドにテープがついていて後ろから前にテープで固定するタイプのオムツです。主に、介助があれば立ち座りできる方や寝たきりの方が使用しています。パンツタイプとの違いは、介護者がオムツを交換しやすい点です。パンツタイプは寝たきりの状態だと交換が難しいですが、テープ式タイプは寝たきりでも簡単に交換できます。
フラットタイプ
フラットタイプは単体で使うのではなく、テープ式タイプやオムツカバーと一緒に使います。介護施設や病院で愛用されており、費用が安いのも特徴の一つです。オツム交換のときにベッドに敷いたり、ポータブルトイレの下に敷いたりして汚れ防止にも使われています。